明治二十二年八月二十一日(陰暦七月二十五日)
中山会長始め、梶本松治郎、山沢為造、ひさ、うの、身上の理から皆引寄せて御話あり
さあ/\話掛ける/\。どういう事を話掛ける。何かの処、よく/\聞き分け。どういう事を話掛ける。神一条の理を話掛ける。どういう事を聞く。返やし/\神一条を聞き澄まし、いつ/\心、一寸人間古き道筋通りた道が分かりゃせん。通りた夜も昼も見て居るで分かる。通りた速やか分からんなれどよう聞け。元々無い処から始め掛け。どうなりこうなり付かなんだ。長くの処、よう/\の道を縮め、内々どうでもならんから、ころりと道を立て替えて、世界これだけの道を始め掛け。神一条世界一つの道、たゞ一つの道を始め掛け。だん/\いんねん/\の理を以て始め掛けたる理という。十分理を聞き分けてくれねばならん。何年の理を計る。心に一つの理がどうなりと十分心が治まる。この事情速やかに聞き分け。どんな事も詰んで/\千度幾度理を諭しある処、年限寿命を縮め。今の事情、世界通り良い。通り難くい日も。神一条の道は未だ/\治まってない。神一条の道を通りてると思うたら、ころっと間違うで。年限たゞ不思議や/\、思うだけ何も分かりゃせん。又一つ一人の小人定め一つの理であろ。待ち兼ねた一つの理であろうが。年限見せにゃならん、見にゃならん。今一つの事情、理と理によって一つ計り難ない処、何かの処聞き分けくれるよう。小人十分どういう理が治まる。世界大きいもう一つと無い。一名一人より世上の理が治まると。めん/\それ/\真の改め、理が分かれば分かる。早く通したい道理一つの理、十分理を下ろし、十分に地を均らして、十分理を下ろし、十分に地を均らして、十分善き種を蒔いても、その年理をもて、生え難くい理もある。辺なる処へも生える。一つの理聞き分け。今一時の処、前々通りて一つの理で一つの理、いんねん/\、小人一つの理は七箇年の間、何時とも分からんと、さしづして置く。身上から寄せた事情速やかと諭し置く。さあ/\尋ねる事あれば尋ねるがよい。
梶本押して願
さあ/\身上事情ある、尋ねる。又一つ詳しう聞き取って、小人一つ身の処、何処も悪くない。どういうものである。皆んな寄せて聞かさにゃならん。めん/\身上の処分かり難ない処、神一条の理なら、世界の道理上から分かり難ない。世界たゞ一つの事情から始まりたる理、初め一つの理、一代も経ち、二代も経ち、三代世界の道の道から、神一条多く広く、一つ道よう聞き分けてくれ。めん/\尽して居る。何年心の働きによって、何年左程の理は無けれども、行かにゃならん。どうでもこうでも治まらん。ほんに理かいな、治まる一つの理によって治まる。初めの理はどうせにゃならん。見えるだけ変わらんなれど、一年の後先の理を見れば、成程の理が向こにつんであるで。それが分からんではどうもならん。何でもこうでも見せる。長いと思うたら違うで。あんな事言うて居て、あんな事に成ろうか。一年の後先の理を見れば先はつみてある。皆功尽さにゃならん。道無き道は無い。又々一時に分かろまい。刻限の理を以て一つ/\諭そう。さあ/\身上事情ある、尋ねる。又一つ詳しう聞き取って、小人一つ身の処、何処も悪くない。どういうものである。皆んな寄せて聞かさにゃならん。めん/\身上の処分かり難ない処、神一条の理なら、世界の道理上から分かり難ない。世界たゞ一つの事情から始まりたる理、初め一つの理、一代も経ち、二代も経ち、三代世界の道の道から、神一条多く広く、一つ道よう聞き分けてくれ。めん/\尽して居る。何年心の働きによって、何年左程の理は無けれども、行かにゃならん。どうでもこうでも治まらん。ほんに理かいな、治まる一つの理によって治まる。初めの理はどうせにゃならん。見えるだけ変わらんなれど、一年の後先の理を見れば、成程の理が向こにつんであるで。それが分からんではどうもならん。何でもこうでも見せる。長いと思うたら違うで。あんな事言うて居て、あんな事に成ろうか。一年の後先の理を見れば先はつみてある。皆功尽さにゃならん。道無き道は無い。又々一時に分かろまい。刻限の理を以て一つ/\諭そう。