明治二十二年八月十三日(陰暦七月十七日)
上田嘉治郎六十才身上障りに付伺

さあ/\いかなる身上という。身上に一時不足、どういう事である、いかなる聞き分け。一時大層という。どういう事であろう、分かろうまい。事情から聞き分け。それ/\理を聞き分けねばならん。第一身上案じるであろう。どちら/\案じる。前々以て一つの闇雲々々、どういう事と思わんよう。長らえ/\ならん中通って身上という。どちらにどう、善き事ならば一時立て合いばかり、身上案じるばかり。別段不足とは思わん。人は深き理を聞いて事情聞き分け。人がめん/\めん/\心は澄み切らん。長らえいんねん行寄人抱う。これめん/\もいかなる聞き分け。いんねん事情、又々道を通り、どうでもいんねん理明らかの道を見せ。人はどうでもよい。また若きこちら事情治め。若き事情聞き分け。めん/\こう、長らえこう、人がこう、めん/\いかなる処、よく聞き分けくれねばならん。立て合いこうしようか知らん、遂には理を失う。早く聞き分け。めん/\治めてくれるよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です