明治二十二年七月六日
本席身上御障りに付伺
さあ/\事情あって一つの理、一つの理。さあ/\日々の処事情、一つの事情、第一一つ思い掛け無き分かろうまい。一つ分かり出し、よう聞き取りてくれねばならん。席の順々の理を尋ね、刻限々々知らし置く。十分の理を諭する事出来ぬ。一日の日より一つの理を諭す。さあ/\日々取次、この事情よう聞き分け。どういう事を聞く。さづけ一条の事情、遠くの所、一度二度、近き所、幾度返えし/\の理を話せば、これは十分。運び来たる三名と定め来たる。あちらからこちらからまあまあ三名々々。一度の席六人までは速やか許す。六人の席二度に許す。取り混ぜはならんで。席を分けねばならんで。これをよう聞いて置け。