明治二十二年六月八日午前八時
井筒梅治郎長女たね目の障りに付願

さあ/\/\小人の処一寸心得ん。これよう聞き分けねば分からんで。さあ/\今一時の処、今一つ定まりの事情どうである。小人の処にて一寸心得ん/\という。内々一つの事情というは、元々の事情、世上の事情というは、多くの子供や。一つ分かり有って分かり無い。今一つの処一寸暫くという。世上には多くの道がある。心一つの理を広くに持って、心一つ定めるなれば鮮やかという。身上障りの処、案じる事は無い。今暫くの処や、今一時の処や。これだけの話をして置こう。これだけの理を聞かして置こう。

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