明治二十二年五月十二日(陰暦四月十三日)
分教会所開筵式に付、これまで本部へ尽力の方は黒衣一組ずつ本部より下付して宜しきや伺

さあ/\尋ねの事情、どうしたらよかろう。談示事情十分の理である。一つの理を聞き分けねば分からん。一つ本部の事情、だん/\所々、地方に理を下ろす。何をやろ。渡すもの一時よかろ。心の理十分、その理は暫くの処見合わすがよかろ。心だけの理を計り、何を名称するのは早い。
さあ/\一寸の処、心までの処、一寸些かなる処/\、大変の理に掛かる。一寸心だけの事情、だん/\盛んに成ったら大変渡す/\。一つ/\さしづをしよう。

押して、些かでも心だけの運び御聞き下され、金にて些かさして貰いましても宜しきや伺
さあ/\その事情の尋ね、一つ話しよう。十分の種によって一つの理に治まる。所所十分、旬々に蒔いたる種、今一時の処通したる処、談示の処十分に受け取る。どうせいこうせいは言わん。ほんの些かの処、心一つ心あればだん/\事情深きの事情、一つに止まるという。
さあ/\心に澄んだだけの事情、高き低きは言わん。ぢば一つだけ。軽う先々千倍に運ぶという。
さあ/\だん/\の処、一つ話、一つの理、まあ心得ん一つの理を尋ねる。どれよかろうこれよかろう。一時成る成らん暫くといえど、理がすまん。一寸の心千倍の理が治まる。よう聞き分けねばならん。さあ/\だん/\の処、一つ話、一つの理、まあ心得ん一つの理を尋ねる。どれよかろうこれよかろう。一時成る成らん暫くといえど、理がすまん。一寸の心千倍の理が治まる。よう聞き分けねばならん。
又中山会長より心だけとおさしづでありますが、本部より致しますか、めん/\心だけ致しますものか伺
さあ/\一時理を諭そ。どれから見る、これから見る。互い/\一つの理を心だけの事情運ぶ。互い/\一つの理を以て千倍の心という。
さあ/\一つの事情運ぶ。これで些かは千倍の理という。前に諭したる処。

虫よけ札に付ての願
さあ/\尋ねる/\札一条の処、十分書かし、一束に揃え、つとめに掛け、それで十分。さあ/\尋ねる/\札一条の処、十分書かし、一束に揃え、つとめに掛け、それで十分。
押して、千枚揃わねばつとめに掛ける事は出来ませぬか、又少しにても御許し下されますかと伺
さあ/\ふし/\、ふし無くばならん。ふしから芽が出る。ふしより旬々揃えにゃならん。それより世界十分の理という。さあ/\ふし/\、ふし無くばならん。ふしから芽が出る。ふしより旬々揃えにゃならん。それより世界十分の理という。

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