明治二十年七月十四日(陰暦五月二十四日)
諸井国三郎埼玉県幡羅郡東方村にて身上障り、おぢばへ登参の上願

身の障り、何よの事も聞かしてある。しいかり思案。いかなる道、どういう道、こうしたら早かろうか。あゝもしたら、早く開けたろう。さあ/\めん/\の思うであろう。いかなる心、真実運ぶ処、身の内障り、どういう事か。国々先々、いかなる事、身の内自由現われてある。皆神の自由、先々一つの講、国から/\国から来なくては渡られん。さあ、それからそれ、一方の手続き、だん/\と話伝えも出来るであろう。どうせこうせ、言うでない。国の処も第一、国から/\、だん/\の筋道。目の前の楽しみ、その楽しみは短い。先の楽しみ、細い道のようなれども、先の長い楽しみ。後で見れば、短い。先は長い楽しみの道。よう思やんして、真実の楽しみ。あちらで抑え、こちらで抑え、通り難くい道も通る。外々の道筋、心真実、一つ国々長い道中運び来た故、これからたすけの証拠、神の道、一つのさづけを渡す。しいかりと受け取ってくれ。あしきはらひたすけたまへ天理王命、三遍唱え、三遍づつ三度、三三九遍の唱え、このさづけを渡す。しいかりと受け取りて置くがよい。又々の道もある。心真実一つ先の楽しみがあるで。
さあ/\国元へ/\。国元へ寄せて置け。長い間ではない。安心の出来る事である。楽しみの道もある。国へ寄せて置くがよいで。

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