明治二十二年二月八日(陰暦正月九日)午後十時三十分
神戸分教会長につき増野に勤めて貰い度き由を講元周旋一同より申入に付、御許し下さるや、いかゞのものでありますや、増野正兵衞身上より伺

何彼に治まり難くいから一日の日遅れる。早く理上、治め一条、成らん事をせいとは言わん。言わん言えんの事情、いかなる事も治まり、事情一つ事情治めてやる。皆治める事情、第一の処にて一つ思えども、日々日柄心一つ何かの処、だん/\治めやろ。治めやる。一つ治まれば何か万事治まる。一寸には所に一つなれどもよう聞き分け。あちら一つ、ぢば一つ、一名一人理運び来たる、日々月々年々一つ心の理が分からん。ぢば幾名何人居る。何処にだん/\一名一人治まり付きやせん。よう聞いてくれねばならん。たゞ一つ息、たゞ一つの息、これまで尽す処、人数の処、日々の処という。前々これまでの処話々してある。ぢば一つの理という。長らえて尽したる処、所に一つ治め来たる、日々治め来たる。どうでもの処がある。成らん理を治め、治まられん理を治まる。このぢば幾名何人あるか。これから人数何人ある。よう聞き分けてくれねばならん。どれだけ第一ぢば人衆数えてみよ。治まる治めて一日事情問うてくれねばならん。人衆定め、理でない。国々所々枝々、元ある元、一つ息、この元一つ、一つ世界という。何程発明でいかん。一人の世界という。力々。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です