明治二十一年十月二十九日午前九時
山崎房蔵二十才(斯道会三十八号)
さあ/\だん/\これまでの順序、又重ね/\又一日の日いを定めて一つの席を為し、一つの事情である。第一人を救ける心という、真実の理人を救ける。真の心に誠一つの理いと言う、常に誠の心と言う。日々の処、家業一つ第一、内々孝心、この二つの理を心に治めば、世上より成程の内や、成程の人やなあと言う。自由自在一日定めた心生涯忘れぬようと、さづけを渡そ。あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、これ三遍唱え又三遍々々々三々々の理を授けよ。しいかり受け取れ、さあ受け取れ。