明治二十一年九月二十二日(陰暦八月十七日)午前八時二十分
山田太右衞門三十五才(甲賀郡宇田村)

さあ/\いかなる処/\長らえての順々一つの理。さあ/\所々に一つの理い、早く一つの理い。所々扶け合い/\、心の扶け合いは身の扶け合い、定めて一つ、一日生涯一つの心、こうのう渡そ。さあ/\さづけ/\、あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、これ三遍々々又三遍三々々の理を授けよ。しいかり受け取れ。

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