明治四十年六月五日(陰暦四月二十五日)
午前一時半より本席身上御障り激しくに付、教長初め宿直本部員一同出席の上刻限の御諭

ウヽヽヽヽ、ウヽヽヽヽ、
さあ/\/\夜々、さあ/\夜々々、さあ/\さあ/\/\、どうでそれはえらいえらい、十年を百日に足らず日で、話止めて了う。十年掛かる話、百日で止めて了う。話つゞまる、話容易でいかん/\。十年の働き百日でさしたる。これから見て何かの事皆々心に治めて、奮発せにゃならん。これをくどう/\に頼み置く。
さあ/\もう安心をしてくれ。これまで長らえての中、内々の中の事情とんとどうもならなんだ。なれど、治めた理中から治めて了うた。もうこれからというは、どうでもこうでも治めた理十分に治まって来る。これが誠の神の道であろう。これだけ言葉の端に残し置かにゃならん。
さあ/\重々に伝えて来た話、何から何まで伝えて了う。これからの伝えは順序の楽しみを渡す処、一時容易では行かん。それは一寸には行かん。これだけ何かの処通り難くい処ある。付け掛けたる道は長らえての事は無い。つい/\に結んである。どうでもこうでも又一つ事情どちらからどうせ、こちらからこうせい、今日は一寸して置く。今日はお前出てくれ。そうしたら堅いものや。皆つぎて/\。長らくの道は日も遅れ来たるから、何かの処心配もせにゃならん。どうであろうこうであろうと、細々話もせにゃならん。順序の遅れて来たる処、これ詳しく話して置く。これで一寸順序すっきり止め置いて置く。

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