明治四十年六月三日(陰暦四月二十三日)
午前一時より本席身上御障り少々相増しゝ処、今朝八時頃より激しく相成り九時に到り苦痛激甚に付、教長初め一同出席の上刻限の御諭

ウヽヽヽヽヽ、さあ/\一寸一言言うて置かんならん事がある/\。さあ/\まあだん/\仮家普請おっとり大半何間何尺、大半の決まりある。皆の者だん/\運ぶなら一つの理も治まって来る。あれだけのものどうでもせんならんと言う。その精神は十分。今一時の処建家、あれより大きせよと言うてもせにゃならんが、大きいは要らん。何間何尺纏まったる上から二分通り皆縮めてくれ。定めの図面引いてこれで一つ治まれば、何よの事も治まる。一つ理を以てこれまでの処運びは容易で出来たものやない。
恐れ入りますが申し上げます、初め教堂二十四間に三十間の図面引かして頂きましたが、それより縮めて二十六間に二十間と致しました、その縮めた図より二分通り縮めますか伺
さあ/\皆何間何尺図面引いて纏まったと言う。それから二分通り縮めて置け。何処から見てもよう出来たなあと、それで十分形付いたる。さあ/\皆何間何尺図面引いて纏まったと言う。それから二分通り縮めて置け。何処から見てもよう出来たなあと、それで十分形付いたる。
教祖殿の方も縮めますのでありますかと伺
さあ/\何処から何処までも、二分通り縮めてくれ。さあ/\何処から何処までも、二分通り縮めてくれ。
神様御引き後、今御諭しありし事本席へ申し上げるや否や、御諭
大き建物望むのやない。そりゃその筈や。大き建物肝心の所に大きものあるか。大きものありゃしょうまい。これから思やんしてみよ。肝心の所皆知って居るやろう。よう考えてみよ。これで分かってあるやろう。小さいものと思うやない。大き建物望むのやない。そりゃその筈や。大き建物肝心の所に大きものあるか。大きものありゃしょうまい。これから思やんしてみよ。肝心の所皆知って居るやろう。よう考えてみよ。これで分かってあるやろう。小さいものと思うやない。
しばらくして
さあ/\/\これだけ一つ承知してくれたら、心置き無う何から何までの処治めてくれ。今日の日は十分さしづに及んだる。さあ/\/\これだけ一つ承知してくれたら、心置き無う何から何までの処治めてくれ。今日の日は十分さしづに及んだる。
又しばらくして
もう日もあろうまい/\。相当に皆の処へ大半これだけのものであると、帰った者だけ、これだけのもの大半事情に定まったという処、速やかに聞かしてくれ。もう日もあろうまい/\。相当に皆の処へ大半これだけのものであると、帰った者だけ、これだけのもの大半事情に定まったという処、速やかに聞かしてくれ。

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