明治四十年五月九日(陰暦三月二十七日)午前五時半
夜前のおさしづ読み上げ後、刻限の御話

図面引いてくれ/\。紙で引くねで/\。一遍や二遍や三遍では行かんねで。三年の間にちゃんと決まるねで。些細な事なら直きに出来る。なか/\今度のは一寸には行かん。三箇年掛かってするのやで。三年掛かってよう/\木の音もすれば、職人の音もするねで。これからはまる三年掛かってくれ。急いてはいかん/\。絵図引き掛けても一寸に行かん。こうして話仕掛けたら無理な事せいとは言わん。心配は要らんで/\。心配は要らん。心配は一つも要らん。
さあ/\こうして道はずうとこうして綺麗なもの。そうした処席が未だや/\。こうして席は席だけの事ある。これも一寸つぎて/\、つぎての模様も出来掛けたる出来掛けたる。これで暫く/\、ざっと普請も出来掛けたる。つぎて/\、これも一寸々々。これがこうこれだけ一寸間に合うように成ったなあ/\。そこまで、どねになったて案じる事要らん/\。
さあこれだけこうして、今日一日話する事、一寸も違わんように。何から何まで、心置き無う運んでくれにゃならんねで。これだけ頼んで置く/\。さあこれだけこうして、今日一日話する事、一寸も違わんように。何から何まで、心置き無う運んでくれにゃならんねで。これだけ頼んで置く/\。

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