明治四十年四月十四日(陰暦三月二日)午前九時半
昨朝のおさしづ読み上げし後の刻限

さあ/\一寸々々々々、さあ/\だん/\話し掛け/\。何から何まで話し掛け。いずれ/\だん/\言うまで。年限来たら、どうでもこうでも言わにゃならん。今度々々三十年祭の中という、いかな事情どういう事から始め掛けた、聞き掛けた。これはそれ/\もう殆ど三箇年模様、五箇年から掛からにゃならん。この心一つ皆皆聞いてくれにゃならん。成っても成らいでもやろうと言うたらせにゃならん。一つ心これだけ話し掛けたら、どうでもやらにゃならん。これだけ一つ事情諭し掛けて置こう。これから皆々外の事は言わん。大半世界隅から隅まで、一条の道始め掛けたる。一寸見え掛けたる。こらどうと思う。こらどうもならんと言えば道理、それ/\の理なれど、成って来る。ぢばの仕切って割り方から始めにゃならん。どうでもこうでも三箇年五箇年、どうでもこうでも始め掛けにゃならん。さあ/\変わった事や。いつの事のように思うて居たなれど、皆心一致して何でもと道一条の心に成ってやる事なら、出ける程に。心配は掛けやせん/\。もう小さい事からぼつ/\掛かったなら、堅いもの/\。これ、小さい事堅いものとはどういう事なら、多人数の心という、心と心と積んだるもの、一厘積んで二厘三厘と言えば、三つの理に違わんという、順序の理諭し置こう。さあ/\これはどうでもこうでも、皆々の心に仕切って働いてくれ/\。

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