明治四十年四月五日(陰暦二月二十三日)
昨夜の刻限申し上げ、尚外に御聞かし下さる事ありますれば御聞かし下され度しと願
さあ/\まあ話し掛けたら大きな話やで。大きい話聞いて、大きい事は皆承知して掛かって居るやろう。中程というものは難しいようなもの。一寸には行かん事やが、大きい事は大きいして掛かれば行くもの。又どんと話仕掛けるやろうと思う。言い掛けたら仕遂げにゃならん。出けて来にゃならん。出けて来る。皆何やろうと思う。年限という、三十年祭々々々々、これもう十分の日は八分まで経って了た。三年向こうからは、どうでもこうでもやって貰わにゃならん。やってみよ/\。出来る程に/\。何でもない。あちらこちらどうして行こうこうして行こう思やんもある。思やんの中一寸にをい掛けてみよ。心配する事要らん、心配あらせん。これはこれと皆派分けるから、心配せにゃならん。そこでよく聞き分け。どうでもこうでも十分働く心を持ってくれ。何処からどういう働き出けるやら知れん。出けて来る。これだけ一寸話して置こう。
押して、三年すれば掛からして貰うて宜しう御座りますか
さあ/\どうでもこうでも何も大きな立派な事する事要らん。今の式場に一寸大きものでよい。どれだけ要ると、元の台括るから出来ん。台括らんとしてみよ。独り出来る。さあ/\どうでもこうでも何も大きな立派な事する事要らん。今の式場に一寸大きものでよい。どれだけ要ると、元の台括るから出来ん。台括らんとしてみよ。独り出来る。
押して、皆心一手にして心一杯働きますから、本席の御身上御ゆるみ下されませ、と申し上げ
さあ/\尋ねる処/\、いかな事も皆案じあるから尋ねる。尋ねるから一寸話して置かにゃならん事ある。これまで遠く早う/\、一年二年三年だん/\延びる事ばかり。よう/\と言う。これ一つ何も仕切ってしたて、行こうまい。未だ暫くの処、どちらこちら日は余程あるによって、その心で居てくれ。さあ/\尋ねる処/\、いかな事も皆案じあるから尋ねる。尋ねるから一寸話して置かにゃならん事ある。これまで遠く早う/\、一年二年三年だん/\延びる事ばかり。よう/\と言う。これ一つ何も仕切ってしたて、行こうまい。未だ暫くの処、どちらこちら日は余程あるによって、その心で居てくれ。