明治四十年一月二十日
平野楢蔵先日のおさしづの中角目の処普請に付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあいかなる事情尋ねる。又一つ理も尋ねにゃ分からん分からん。何よの事思う処、又身上に掛かる。事情尋ねにゃ分からん/\。尋ねるから一つ諭するによって、皆々心によく分かるであろう。さあ心の理から何よの事も一つ理。いかなる事も聞き分けにゃ分からん。成程と言えば身上も治まる。よう聞き分け。さあ/\まあこれまでの処何でもと思う処十分理、他にいかなる処も届いて居る。又一つ理ある。前々事情諭し置いたる事情、生まれ児小児一つ心に成れ。生まれ児の心には何も欲しい物は無い。生まれ三才、又ちょと一つ心分かろうまい。さあ/\生まれ児は持たせば持ち、持たさにゃ持たん。この理しっかり聞き分け。何よの事も、道というものは通りよいようで通り難くい。通りよいようにすれば通れる。どういうものである。通りよいよう一つ理諭す。さあ/\生まれ児一つ理諭す。通りよいよう一つ理諭す。さあ/\生まれ児一つ理諭するによって、よく聞き分けにゃ分からん。何かの処飾り、内の飾りはすっきり要らん。道の飾り心の飾り理の飾りは、どうでもせにゃならん。破れ着物着て働け。どうこう何よの処の飾りは一つも要らん。生まれ三才と言うであろう。又一つ理もこれから聞き分けてくれ。これから一つ何よの事も可愛から一つ理諭するのやで。破れ着物を着て、ほんに計り難ないと思うやない。しっかり心を治めてくれ。破れ着物で、これまでのような目に見ての飾りはすっきり要らん。年限を切って置く。三才になれば言葉も分かる。こうしてくれどうしてくれ、さあこうであると、この理めん/\の心に治め。何程楽しんでも、一時に楽しんでは暫くのものや。何にもならんで/\。さあ/\もう飾り/\目に見て楽しむ飾り暫く/\。そんならこうして行こうどうして行こう、何よの処も、事情すっきり聞き分けてくれ。
押して、生まれ児と仰せ下さるは中和、島ケ原の処も委せるものでありますか
さあ/\これよう聞き分けにゃ分からんで。さあ/\飾り/\一つ理、暫くじっと治め/\。他に何よの事暫くの処じっと治め。綺麗な所目に見て楽しむ所は要らん。ごむさい所ばかりやで/\。これから/\三年という日を切って置く。さあ/\これよう聞き分けにゃ分からんで。さあ/\飾り/\一つ理、暫くじっと治め/\。他に何よの事暫くの処じっと治め。綺麗な所目に見て楽しむ所は要らん。ごむさい所ばかりやで/\。これから/\三年という日を切って置く。
押して、役員の処皆綿服に改め一意専心に部下の方にも整理を着ける事
さあ/\これから/\心に一つ理持ってくれるよう。こうという答通りの理外さぬよう。春になればどう秋になればこう、この心すっきり要らん。草の中でもごもくの中でも構わん、と、どんと一つ心を定め。世界には綺麗な花もある。綺麗な所もある。一つの心を立て替え。ころりと一つ理を立て替え。さあ/\これからであるぞ/\。さあ/\これから/\心に一つ理持ってくれるよう。こうという答通りの理外さぬよう。春になればどう秋になればこう、この心すっきり要らん。草の中でもごもくの中でも構わん、と、どんと一つ心を定め。世界には綺麗な花もある。綺麗な所もある。一つの心を立て替え。ころりと一つ理を立て替え。さあ/\これからであるぞ/\。
又押して、東京の方へ治め方行く事いかゞせしものにや
尋ねる処/\、心に掛かる処は放って置けん/\。身上の一つ理尋ねる/\。これでならなあと思う。行て成程々々言えば、これだけ/\。ちょいと諭し置こう。尋ねる処/\、心に掛かる処は放って置けん/\。身上の一つ理尋ねる/\。これでならなあと思う。行て成程々々言えば、これだけ/\。ちょいと諭し置こう。

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