明治三十九年十月十日
永尾よしゑ長女たつゑ、辻市太郎次男留治郎二十六才縁談事情心得まで願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ縁談一条事情一つ理を尋ねる。尋ねるには皆んなそれ/\心集まりて、これでという理を尋ねるのやろ。縁談という、どうしてこうしてと言う。もう十分と思うた処が十分成るものやない。又半端と思うても成る事もある。どうやこうやと人間心で分からせん。分からんから、順序追うてさしづと言うて運ぶのやろ。何か順序諭し置こう。さあ事情運んだ処、成っても成らいでも将来の理、皆心に治まるなら、さあ/\何時なりと許そ/\、許し置こう。
一同相談致しまして、と申し上げ
さあ/\もうそれから一つ理という、何も彼も将来という、皆、将来の理に結んであれど、心の理添わさんようではならん。順序運んでそれから治まるなら、夫婦の中にも苦情無いもの。それから順序運んで、何か順序という。さあ/\もうそれから一つ理という、何も彼も将来という、皆、将来の理に結んであれど、心の理添わさんようではならん。順序運んでそれから治まるなら、夫婦の中にも苦情無いもの。それから順序運んで、何か順序という。

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