明治三十八年六月六日(陰暦五月四日)
永尾たつゑ十八才深谷金次郎二十四才縁談事情願

さあ/\/\尋ねる事情/\、縁談一つ事情一条、一つ理尋ねる。尋ねるから一つ事情諭し置こう。さあ/\縁談一つ事情不思議な処一つ理、さあ/\まあ一時どうしてこうして、一つどう、一つ事情にては一時事情、こうして渡す事難し。なれども、宝でも差し上げましょう/\。一つ事情一つ理一つ心残し置いたる。これでこそと、さあ/\事情一つ事情容易である。さあ心と心、互い/\それ/\心と心の理なれば、一つ理とも皆々のさしづにもしてある。大略事情済んで、一つどうしてこうして事情安心なる。一つ理どうしてこうして心の理であろう。一つ事情皆々中、それ/\という。又、事情跡目一つ理こうしてという、一つ真を運んで、事情あれど、こそ/\と言えば、一つ理急く事要らん。一年半二年、あれでこそ、あれでこそと言うは、十分の理とも言う。これだけ一寸話して置こう。

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