明治三十七年十月十九日
吉岡岩蔵五十九才身上願(兵神部内加古支教会会計)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情一つ理尋ねる。さあ/\尋ねるから一つ、又身上によりて一つ理諭し置こう。よく聞き分けにゃ分からん。さあ身上不足、何でやろうと思う。いろ/\心迷う。長らえての道を尽したその中に、この身上不足。皆それ/\の心日々の心である。十分一つ事情諭し置くによって、よう聞き分けてくれにゃならん。さあ/\長らえての心、どれだけ尽す、これだけ尽した理は、日日皆々受け取りある。理は必ず受け取りある。又身上何故こうなると思うやない。この道という、それ/\に諭する理、よう聞き分け。同じ人間同じ神の子である。難儀さそう不自由さそうというをやは無い。又これからという中に身上不足なりて楽しみありゃせん。身の内こうなりてどうこう、成程聞き分け。も一つのかりものという、この心を定めて、苦しみの中に楽しんでくれ。成らん出来んさんげするが、前生よりのさんげと言う。これ一つよう聞き分け。何でも彼でも一つたんのうしてくれ。一時どうとは無い。尽した理は将来末代と言う。この理聞き分けてくれ。一つ理、満足与えてやってくれるよう。

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