明治三十七年八月二十三日
日露戦争に付、天理教会に於て出征軍人戦死者の子弟学資補助会組織致し度く願

さあ/\尋ねる事情/\、いかな事も尋ねにゃ分からん。さあ/\今この一時一つ世界という中に、一つという理は、世界にある。そこで、これまでどんな事も言葉に述べた処が忘れる。忘れるからふでさきに知らし置いた。ふでさきというは、軽いようで重い。軽い心持ってはいけん。話の台であろう。取り違いありてはならん。この台、世界の事情、もうどう成ろうかこう成ろうか、一つの台。敵は大きもの、全国に於ても大層と言う。古き/\事に、年限から諭してある。この一つの心得は今日の事や。有る事言うた事はない。紋型無い処から順序追うて来たる道。難しい事望んで、難儀苦労さす道を付けたのやない。ほのかに諭して居るやろう。理は一つに纏まりてくれにゃならん。皆々よう聞き分けてくれにゃならん。道という、道は楽の道は通りよい、難しい道は通り難くい。難しい道の中に味わいある。よう聞き分け。敵と言うて、睨み合い/\という。一時の処、旨いように思う。旨い事やない。何でも彼でもという。これまで諭し置いたる理は、仮名な柔らかい中に、要要の言葉諭してある。一時の処言葉だけでは忘れ易い。書きた事は忘れんもの。一時この際、もうこれなあという、何か治め方、皆手も付けてある。皆一時一つに纏まる事がさて置いて、あちらからちょい、こちらからちょい、纏まりた処が知れて居る。年限数えば、幾年経つ。もうどうもならんかいなあ、という処から、世界の道余儀無く一寸付けたる眼目の中に、一つ仮名な理に付けてある。一時どうもならんという。余儀無く理ある。来ん先から前に諭してある。思やんしてみよ。道という道は、どんな中も運んでやらにゃならん。又一つ所々、又一つ志や/\、理が思うから、志早いやない、遅れてある。そこで、よく聞き分け。もう一時尋ねる事情、それは何時にても許し置こう。大き事すっきり、これではどうもならんという処まで行ってみよ。これではならんという処まで行かにゃ、分からせんで。
押して、教会長を会長に願
さあ/\もうどうでも一つ台と言うて、元というもの無くば、世界承知出来やせん。いかな事も、よう聞き分けにゃ分からん/\。未だ/\一寸始め。始め掛けたら、どんな事始めにゃならんとも、分からん/\。これはどうやろうこうやろうと、さしづ取るがよい。さしづ取れば、何も恐れる事は無い。もうあかんかいなあ/\というは、ふしという。精神定めて、しっかり踏ん張りてくれ。踏ん張りて働くは天の理である、と、これ諭し置こう。さあ/\もうどうでも一つ台と言うて、元というもの無くば、世界承知出来やせん。いかな事も、よう聞き分けにゃ分からん/\。未だ/\一寸始め。始め掛けたら、どんな事始めにゃならんとも、分からん/\。これはどうやろうこうやろうと、さしづ取るがよい。さしづ取れば、何も恐れる事は無い。もうあかんかいなあ/\というは、ふしという。精神定めて、しっかり踏ん張りてくれ。踏ん張りて働くは天の理である、と、これ諭し置こう。

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