明治三十七年八月九日
船場部内島船出張所担任城戸清次郎を以て一度府庁へ願い致せし処却下に付、分教会長兼務の願

さあ/\尋ねる事情/\、前々事情、一つこれでと思う処、事情さあ/\どうこう一度やない/\、二度やない/\。どうでもこうでも一度二度の処皆々心なれども、世界並の心ばかりでどうもならん。難しいなる/\、どうも難しいなる。よう聞き分けにゃ分からんで。そこで早く/\より、あちらの区役所こちらの区役所は、世界並々々々、世界並になってはならんと、前々より情に流れなよ/\と、前々事情に諭し置いたる。今一時の処世界並も同じ事、同じ事情、これよいと世界一つの理運び、どうもならん事情は、一つの道、どちらになりても許そ/\。さあ/\許し置くが、何よの事もこれよう思やんせにゃならん。世界あちらにもこちらにも、事情難しいなりてどうもならん。これ/\談じ合い、夜と昼との心を持ち、夜と昼との心を持ってくれ。いかなる心も通りてくれにゃならん。皆々に映してくれ。談じてくれるよう。

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