明治三十六年十二月二十五日
松本鶴蔵四十五才身上障りに付願(西宮部内川辺出張所長)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情尋ねる/\。さあどうも身上に迫るから、ならんから尋ねる。尋ねるから又一つ、事情理を諭すによって、よく聞き取らにゃ分かり難ないで。
さあ/\人間という、一代と言うたら頼り無きもの。この道という、これ生まれ更わりまで諭してある。日々の処が楽しみの処である。さあ身上よう聞き分け。何であると思う。この道という、所に名称という、これ一つ末代の理である程に。一つ理治め、諭してくれ。一時どう、余程大層。たんのうさしてくれ。よう聞き分けさしてくれるよう。

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