明治三十五年八月二十一日
土佐まさ今までの障りと違い身上願

さあ/\尋ねる処/\、身上という尋ねる。もうこれ一度やない、二度やない。さあ身上迫る処尋ねるから、一つ/\の理も諭し置こう。さあこれ身上も治まる。これ何度の事情も通りたる。又候という、これよう何よの事もあちらも治まりこちらも治まり、よう心。皆心一つ、心一つ治まるから、何よの事もだん/\日々治まり来たる。又所々にてこれはどうこう、どうなりこうなりよう聞き分け。皆々皆々の処、普請一つ理が治まりたる。さあどうすれば身上治まると思う。いかなる事どんな事も心の理据えてくれにゃならん。皆々の中にもよう聞き分けてくれにゃならん。身上に迫る。皆可愛子供と言う。親の子、親が子をどうする。これから一つの理聞き分け。知らず/\の理、道から何年以前、元々は何にも分からんなれど、年限から道は分かるやろう。さあ身上が迫るから、いろ/\と一つの理も治まる。さあ一時どうとはない。なれど、身上大層であるが、よう聞き分け。道から取りては、どんな事ありてもこんな事ありても、何も思うやない。身の処切ないありて、どうなろうと思うが人間。皆々世上の理を見て、一つたんのう治めてくれにゃならん。遠い所やない。中の中にもある。皆しっかりせい/\/\。

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