明治三十五年六月十七日
山瀬文次郎五十八才身上願

さあ/\だん/\尋ねる処/\、さあ/\だん/\尋ねる事情、さあ/\一つよう尋ねてくれた/\。一度のさしづ将来の理に諭し置こう。又皆々の中へ諭し置こう。今の事情は、よう聞き分けにゃならんで。半端と思うやない、半端と言うやない。道の上中の理/\、よう思案してみよ。何年以前毎々どんな事もこんな事もあった。尽した理によって今日までという。家内どうという事情、家内一同の理で果てゝ了うたら、末代の名が剥げて了う。満足まで連れて通りてあろう。半端と思うな/\。又道の理によって一つ働き、効あったやろ。満足の日まで繋いである。よう聞き分け/\。一時やない、長い間連れて通りたる。一寸一時どうはない。まあ/\大層大層。心得まで諭し置こう。他に半端の理思うてくれ/\。何処にも半端という理ある。これから心に弁えてくれ。十分尽したこそ、と伝えてくれ。これまで/\長長の理/\。

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