明治三十五年二月十八日
増井幾太郎妻みつえ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上事情一つ尋ねる理、さあ/\どういう事でなった、どういう事であろう。もうなあ/\と日々送り来たる処、前々一つ事情諭し置いたる理、尋ねる時の一つ事情諭したる。さあ/\それより日柄経つ中に、一つこれではなあ/\思い/\日経ったであろう。事情持って飽いたであろう。よう事情諭し置こう/\。諭した処、成っても成らいでもと、一つ諭した処、長い間良いかと思えば又、良いかと思えば又なあ、皆心一ついかな事と思うなれど、よう聞き分けて、心に満足与え、どういう事も聞き分け。もうやろうか、もうであろうかと、日送る処聞き分け。二度三度十分心の理に、理が一つ/\あればこそ、何用やれ片付いた、やれ片付いたと言う。この理容易ならん理である。さあ/\満足してくれにゃならん。何も彼も出け立つ、出け上がる。皆やれ/\と言う。この理から思い止まりてくれにゃならん。一時どうではない。なれど大層。成っても成らいでもという心定め、もう頼り無いと思わず、道という理治めてくれにゃならん。尋ねるから諭したる。これ一つ皆々治めて、たんのう治めにゃならん。又、心にたんのうせにゃならん。
押して願
さあ/\尋ねる処/\、何がこう、どれがどうとはない。もう何よの事も重々あればこそ。これだけと思えば見てある。そこで、心に思い止めにゃなろうまい。思い止まらにゃなろうまい。さあ/\尋ねる処/\、何がこう、どれがどうとはない。もう何よの事も重々あればこそ。これだけと思えば見てある。そこで、心に思い止めにゃなろうまい。思い止まらにゃなろうまい。

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