明治二十一年十二月二十五日
中西金次郎妻ゆき三十七才おさづけさしづ
さあ/\/\/\、だん/\の席をしい、又々の席も、だん/\の席もして、なれど一日の日に生涯という心を定めて、一日の日を改めて、一つの席をするなら、一つの理を聞き分け/\。さあ/\日々に常々に、誠一つは天の理、誠一つの心に理があれば直ぐに受け取る。それ常々に真の誠という心多年々々にあれば、それ世界という。めん/\常々真の誠あれば、自由自在である。自由自在は、何処にあるとは思うなよ/\。めん/\常々に、精神誠という心が自由自在や。誠は天の理。又それより内々睦まじいという心の理が、それ天の理である。直ぐに受け取る、直ぐに返やす。さあ/\又これより一つさづけ/\/\。あしきはらひたすけたまへ天理王命、と、これを三遍唱え、又三遍又三遍三三三理を渡そ。さあ/\/\しいかり受け取れ/\/\/\/\。