明治三十四年九月二十一日
大県分教会長増井幾太郎妻みつえ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一つ事情理堪えられんと言う。一つ事情いかな事であると思う。身上迫る。何の事情で迫る。この事情ならん事情願の事情、それは互い/\事情であるから、一時も早く心合わせて運ぶは道の理。又一人事情どうなろうか知らん、こうなろうか知らんと言う。なか/\事情大層、一時どうとは無いなれど、何が間違うてどう、何が違うてこう、そらあろうまい。言うに非ず、皆精神集まって台出けてある。一人事情どうこうあろまい。一つ台出けてある。これ一つ聞き分け。内々事情、精神定め掛けて、一日という理から成りたるもの。成るも一つ、成らんも一つ。成る事情も十分成らん事情も十分、精神定めて、成っても成らいでもという精神定めて台と言う。皆精神定めて出けてある。台という、それから皆、台という理聞き分け。一人成ってどう成らいでどう、道はこういう事情であろうまい。小さい事情。道は末代という理聞き分け。あちらにもこちらにも精神の固まりは台。末代これ楽しめば又と言う。一時迫りた時、そらどうと言う。一時どうと、理無い。なれど、大層々々事情は、どうと更に思うな/\。この理よう聞き分けてくれるよう。