明治三十四年九月十八日
土佐卯之助前より分教会へ行くと立て合うて、妻まさ身上障りに付、身上から事情願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも心得ん/\。どういう事であろう。心得んと言う。心得んから尋ねる。尋ねるから又事情さしづ、どういうさしづ。まあ一ぱしはやれやれと思えど、たゞどうも道の処なあと思う。余儀無く事情の場合という。今一時取り決まりてどう、取り決まりてこう、心あれどとんと分かろまい。又めん/\兼務々々という中に、どうも不思議々々々と思う事判然心得ん。身の処なあと思うは理なれど、遠い所/\と言うも、前こちらへと心移した処から治め。こちらへこうして、向こいと思わにゃならん。又余儀無く兼務して居る。その処、又次という。人という処もある。その心へすうきり委せて、結構と思うた処から委せ。そこで、後の処急ぐと、あちらこちらという。まあいずれ時来たら治まる。遙か心持ってそれから定め。身上案じてはいかん。案じる事要らん。案じて居てはならん。

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