明治三十四年九月十一日(陰暦七月二十九日)
荒木シカ三十一才を増野正兵衞後妻に貰い度く願

さあ/\尋ねる事情/\、前々事情以て尋ねる事情、一つ大抵あら/\諭したる。余儀無く事情尋ねる。だん/\運ぶ処一つの理を以て十分の理である。万事の理前以て尋ねある。余儀無く事情は、皆心の理に委せよう/\。

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