明治三十四年八月十七日
深谷徳次郎小人景三五才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ小人に又候々々々々だん/\これまでの処と言う。皆それ/\事情、何かどうでもという心無くば、何かの事思うよう成ろまい。それからそれ/\中寄り合うた中/\、こうと言うたら、思わく通りと言う。又どうとあり、又分かり/\だん/\事情尋ねにゃならん。事情によってさしづ及んだる。さしづ通り守れば、事情は勇んで事情と言う。もう思わく/\通り通りたる。又変わりて小人になあと言う。よう聞き分けにゃ分からん。何よの事も掛かる/\。めん/\に掛かれば十分の理と/\、めん/\に掛かれば十分という心無くばならん。十分々々皆惣々分かり/\、あちらも分かりこちらも分かり立って来る。これまでもあって分からん。さあ身上からさしづ。さしづ通りすれば暫くと言う。一日の日も楽しんで居る。又という、親の心定め。集まる/\、善き事もどんな事も集まる。この道心々無く、道やない。内々こんな事と更に思うやない。親という心定めてみよ。元というはどんな事も治め。小さい事ではならん、小さい事ではならん。成る事成らん事あろ。何処其処あってはなろまい/\。又半ばで粗相あってはなろまい。神の守護ありゃこそ、まあ今日も目出度い/\、皆鮮やかと言う。目の前に現われたる。これ証拠、内々どんな事あろうが、こんな事あろうが、心に掛けて居てはならん。親という心定め。一時ではない。身上迫り/\、もう余程迫り、なれど、精神定めて掛かりた時の事思てみよ。これ聞き分けにゃならんで。