明治三十四年七月十五日
兵神分教会長富田伝次郎長男米太郎三十四才黄疸身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\どうも身上に心得ん/\、どうであろうと、身上ならんから、尋ねる/\。尋ねるならば、又一つ順序という理を諭するか。諭は何も違わん。どうも一つ取り違いあってはならん。一時身上こうなると思う。そら思うやない。もう内々第一掛かりてある。思い開け/\。どういう思い開きなら、身上に掛かりて思い開きは出けやせん/\。一つ諭す。諭したら開き出ける。内々中に一つ今までの中ならどうなってもという。なれど、そうやないのに、第一内々こうなったら、世上からどういう事になろうと思う。これ思い開け。この道は末代の理なら、心供えてくれにゃならん。成っても一つ成らいでも一つ、道は末代という、この一つ心定め。一日定め。一時十分の心定めるなら、暫く/\。
押して、内々の心定め申し上げ財産皆尽して心十分定めてありますが
さあ/\心に掛かりてはならん。心に掛かりて、心に楽しみあらせん。何程物沢山あったて、心に掛かりて楽しみあらせん。浮かむ日無い/\。何程沢山あったて、楽しみ無い。日々身上壮健なら、何不自由でも不足は無い。こうして道に、こうして一つ台になあ、という理取り違て居る。そこで、成っても成らいでもという理、しっかり定めてくれるよう。さあ/\心に掛かりてはならん。心に掛かりて、心に楽しみあらせん。何程物沢山あったて、心に掛かりて楽しみあらせん。浮かむ日無い/\。何程沢山あったて、楽しみ無い。日々身上壮健なら、何不自由でも不足は無い。こうして道に、こうして一つ台になあ、という理取り違て居る。そこで、成っても成らいでもという理、しっかり定めてくれるよう。

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