明治三十四年六月二十九日
永尾よしゑ八木部内飯倉出張所出張願及び身上の願

さあ/\尋ねる事情/\、事情は許さんでない/\。出越す事情一寸々々身上に掛かり尋ねる。一つの理も尋ねて順序理と諭する。いかな事も聞き分け。中どういう中もある。出て来ん者に来いとも言わん。来る者に往ねとは言えん。それ/\寄り来る者の断り言う。言えるものでない。成る事情成らん事情、中に頼りと言うてある。皆々それ/\聞き分け。そうである道の中、いろ/\どんな中も暮れ、事情は身上の理に委せ置こう。身上障りあれば、どうする事も行かん。身上の理に委せ置く。事情は許して置くで。

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