明治三十四年六月十七日
教祖御休息所掃除は、若井はる西田コト月交替か、日々交替か押して願

さあ/\尋ねにゃ分からん/\。あら/\は分かりある。さあ/\これまで拭き掃除して居る。よう思やんしてみよ。何のためか。これ/\容易で何かの理、それそれ分からにゃならん。一つの理取り分けるから諭し切らにゃならん。いつまで親に抱かれて居てはならん。何でも彼でも、年限数えてみよ。善い事どうなる、どうなろうという日もあったであろう。古きの理、どうでも/\心を運び来たる日から、成り立つ者ある。今では何もならんように思う。ならんでないで。
さあ/\古い者から交替として、改め出る者。交替なるが道理である。人間心でしたもの、一つもありゃせんで。人間心で出来たもの、何にも無い。

押して、松村さくの事尋ね
さあ/\未だそんな事言うて居るか。何を尋ねるのや。総計の月々交替、皆同じ交替やで。何故付き添わにゃならんで。さあ/\未だそんな事言うて居るか。何を尋ねるのや。総計の月々交替、皆同じ交替やで。何故付き添わにゃならんで。
押して、桝井伊三郎の尋ね
さあ/\これは分かりてある/\。さあ/\よう聞き分けにゃならん。誰と/\月月に残さにゃならん。これは皆勝手の理である。隔ては一つも無いで。明らかにして、皆楽しまそうと言う/\。そこ、よう聞き分けにゃならん。さあ/\これは分かりてある/\。さあ/\よう聞き分けにゃならん。誰と/\月月に残さにゃならん。これは皆勝手の理である。隔ては一つも無いで。明らかにして、皆楽しまそうと言う/\。そこ、よう聞き分けにゃならん。
押して、はる、コト月替りとして、とよを残して見習いでありますや
さあ/\早々分かりたか/\。交替々々皆楽しませば、三十日を一月と言うであろう。もう何ぼう日経ったら交替、結構々々中にもしんどい日もあろう。楽しみ付けてやらにゃならん。年限という理の味わい皆知らん。人間心を持って居る。道とは言わりゃせん。
さあ/\芯は分かりて居る/\。一時こうと言うて出来難ない/\。一人残して一寸見習いと言う。前々後から入った者、大抵見習い出来てある。一つ三十日一日の日も勤めてくれるよう、言い聞かしてくれるよう。
さあ/\惣々分かりた/\。そうして三十日経ちたら、皆分かりて来る。そうすれば、三十日々々々交替すれば、分かるであろう。さあ/\惣々分かりた/\。そうして三十日経ちたら、皆分かりて来る。そうすれば、三十日々々々交替すれば、分かるであろう。
鍬の芯村田幸助とも聞いて居りますが、山中栄蔵とも聞いて居りますが、如何でありますや願
さあ幸助は早くから付けてある。存命から付けてある。後々控え無ければならん。さあ幸助は早くから付けてある。存命から付けてある。後々控え無ければならん。
上田ナライトの見習いは、御休息所の方か本席の方へか
さあ/\なあ日々詰めて居れば十分なれど、どうもならん/\。いずんで年限は遅れて/\ある。今日席が当分悪い/\。日が遅れ来た。日々急いで/\、年限経ち、遅れて来た。見習い/\これは言うまでやない。今改めたなら、聞き損いとも言う。存命の間にをやと親とに貰い受けたる。休息所々々々、守りの芯と言うたであろう。よう分かりたか/\。一日の日から日々どうで出来ようまい。見習いとも言うたる。もういつ/\どうもならんで。なれど、どんな日もありて、立ち遅れた。どういう事、世界から一日今と言うたら今という心に、取り運ぶように運んでやってくれにゃならん。
さあ/\よう聞き分け。教祖存命一つ/\鮮やか理。どんとどうもならん/\日が重なり来て、早々年限を縮め、これから一つの理も聞き分けにゃならん/\。どうかこうか日々細道を変えて、どうなりこうなり日々働いたもの。日々付けた道、どうでも入り込み働かして居ればこそ、日々どんな理も働いて居りゃ出来て来た。この理分からにゃ、どんな日見えるやら分からんで。どんな暗闇を見ようとまゝやで。これをしっかり聞き分けてくれ。
さあ/\何時直ぐそのまゝよかったなあと、後で世上へ一つ十分に満足与える台を拵える。さあ/\よう聞き分けくれにゃならん。人足社、どうでも始める。一寸初め、一寸気の間違い、何ぞ憑きものとも言う。一人容易で出来やせんで。年限通らにゃ出来やせんで。世上へ出す事出来ようまい。これをよう聞き分け。さあ/\何時直ぐそのまゝよかったなあと、後で世上へ一つ十分に満足与える台を拵える。さあ/\よう聞き分けくれにゃならん。人足社、どうでも始める。一寸初め、一寸気の間違い、何ぞ憑きものとも言う。一人容易で出来やせんで。年限通らにゃ出来やせんで。世上へ出す事出来ようまい。これをよう聞き分け。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です