明治三十四年四月十六日
教校新築に付四間に十八間教場二棟御許しの儀願
さあ/\尋ねる事情/\、何よの事も尋ねにゃ分からん。さあ/\子供仕込む所仕込む所、道の上の理、さあ/\まあ子供仕込む所、一時の処成るよう行くようにして置くがよい。どれだけこれだけ仕切った事は要らん。無理にして、あちらも弱りこちらも弱り、弱る事してはならん。そこで、狭い所でも大事無い/\。道の上の子供仕込む所、通常一つの理を持って居た分にゃならん。この趣意からどうでもこうでも成って来る。一時に運んではならん。怖わい恐ろしい道から出るか、働きから出るか。聞き分け。皆それ/\一つ心、子供一つの心、子供仕込む聞き分け。あちらも柱、こちらも柱無くばならん。だん/\芽吹く理無くばならん。子供仕込むだけ、十分の働きもあろう。
本日地均らしの願
さあ/\尋ねる処/\、今日はまあ大層々々なようなもの。なれど、ぼち/\すれば、大層やない/\。心の治め。一里の道も、急いて行っては、しんどいと言わにゃならん。十里の道でも、ぼち/\行けばその日に行ける。この理聞き分け。掛かりというは、もうざっとして置くのや/\。雨露に打たれにゃよい。この道の理皆治めにゃならん。こら狭いなあ/\という事は今にも出る。一時は狭い。道立てゝくれば、どんな所でも、こんな事くらい二つや三つの恐れる道やないで。これも聞かして置こう。さあ/\尋ねる処/\、今日はまあ大層々々なようなもの。なれど、ぼち/\すれば、大層やない/\。心の治め。一里の道も、急いて行っては、しんどいと言わにゃならん。十里の道でも、ぼち/\行けばその日に行ける。この理聞き分け。掛かりというは、もうざっとして置くのや/\。雨露に打たれにゃよい。この道の理皆治めにゃならん。こら狭いなあ/\という事は今にも出る。一時は狭い。道立てゝくれば、どんな所でも、こんな事くらい二つや三つの恐れる道やないで。これも聞かして置こう。