明治三十四年三月二十九日(陰暦二月十日)
増野正兵衞、道興、おとも風邪熱強く、又春野喜市風熱、たか血を吐き障りに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあいかなる事も尋ねるやろ。内々あちら障り、こちら障り、身上に掛かって来ればどうである。尋ねたら、どんな諭もこんな諭も、一つ分かるやろと楽しんで居る。一つ詳しい諭す。よう聞き分け。尋ねて分からん処、尋ね返やせ。これよりしっかり諭す。元々から諭す。取りようで違い、前々元というは、国との処/\、縁談々々一つ結んで当分々々国に治め、それより道にほのか。これを聞いてこれを定め掛けたる。人一つでどういう事もこういう事も出ける。初めて国を立ち越し、夫婦々々縁という。見ず知らず/\の事である。それより縁あって長らえて道、この道に赴いた道。それから長い年限の中に嬉しい日もあゝという日もある。又長らく小人あたゑ無く又あたゑという。折角小人与えて貰たのにこういう事でなあと案じる事ある。それより、案じるやないとさしづあった。又一つ中に一人というは十分という。十分という中に、はっというは、いんねん為す事情と定めてくれにゃならん。めん/\兄弟いんねんの理、又子供いんねん聞き分けにゃならん。国を立って留まった事寄せて、一つ与えある。順序治まったる。めんめん半端というは、理である。なれど、いんねん為す事と定めてくれ。又兄弟々々子供どうして居るというは分からん。めん/\側に居れば、互い/\という、頼りという、古い親という。これはどうでも成る/\。そこで、成るよう行くよう扶け合いという。人を救けるはこの道なら、尚々血筋というは尚も扶け合い、たんのうしてすれば、過ぎたる者も勇んで居る程に/\。これよりにして心に掛けさゝず掛けさゝず、十分たんのうして、年取れたる者は、どうでも成る/\。めん/\これではいかん、どれではいかんと思わず、同じ心持って寄ったる者、尚々親切に持って行くは理であると心に治め。年取れたる者は、どうでも成る/\。たんのうして連れ帰ったる者/\、若き夫婦仲好く/\過ぎたる者の頼むという/\。さあ/\身上から尋ねた。ほんに不思議であった、と、真に治めてくれるよう。
押して、普請に付地所も求めて致しましたが引き続き取り掛かりましたものでありますや、しばらくじっくりしたものや願
さあ/\尋ねる/\。それは、どうしょうとまゝと言う。心にこうしてくれというは、これは満足であろ。どうしたらよかろと、心に巻かれて、どうしたらよかろと言う。よう聞き分け。する事大層思うやない/\。めん/\あたゑある。何も遠慮気兼は要らん、遠慮気兼は要らん。さあ/\尋ねる/\。それは、どうしょうとまゝと言う。心にこうしてくれというは、これは満足であろ。どうしたらよかろと、心に巻かれて、どうしたらよかろと言う。よう聞き分け。する事大層思うやない/\。めん/\あたゑある。何も遠慮気兼は要らん、遠慮気兼は要らん。

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