明治三十四年三月二十七日
本部東の方の蔵の北続きに神実を納める蔵建てる願(三間に二間半のもの)

さあ/\尋ねる事情/\、前々に事情尋ねた一つ、又一時々々遠くという事情一寸抑いたる処、何時何処から何処まで、一度建家取り払て了わんならんやら分からん。したかと言えば、取らんならん。小さいものならなれど、大切ないもの入れば、大切ないもの入るように理が無くば入れられん。そこで一寸心抑いたる、続きに掛け出しのようにするは、何時なりと。これでなくばならんというようでは、惜しいようなもの片付けるは惜しい。なれど、今日にして明日にも取るというようなら、そら何時なりとするがよい。構わんで。

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