明治三十四年三月二十二日
土佐まさ四十三才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に事情、さあ心得ん/\。いかな事一つ事情、どういう事情、こういう事情、何の事情であろう、どういう事情であろうと、鮮やか分からんから尋ねる。成らん中から尋ねる。成らん中から尋ねにゃならん。尋ねたらさしづしよう。事情聞き分けと、皆惣々中へ順序諭す。身に堪えられん事情から尋ねる。尋ねたらこういうさしづあったと、皆々中、これまでいかな事も通り抜けたる。又一つ楽しんだ中、これは何たる事と言う。よっく聞き分けて、何か分からにゃならん。惣々中聞き分けて、ほんになあ/\この一つ事情、皆惣々中へ治めにゃならん。一つ余儀無く事情から越し、どういう事で行こ、こういう事で行こ。堪えられんは日々であろ。身に掛かればどうする事も出けん、と聞き分けて、先という。一年二年事情思わず、事一つ理、これまで成らん中、通りた中から思やんして、身に掛かれば堪えられん事情から何思うたてならん。一二年じいと鎮めて、それから何か現われる。早くという、身上一時の処、余程大層。なれど、一つどんと定めて、ほんにと一二年の間、どういう事も思わず、為す事せず、ほんに道というは、どう分からにゃならんかと、この事情一つ定めて早く/\。
板倉槌三郎より話し掛けて居る処ありますが、二三年控えましたら宜しきや願
さあ/\一時尋ねた処、あれこれ諭したる。何か諭しの理に籠もりあるによって、その理から話し掛けるがよい。さあ/\一時尋ねた処、あれこれ諭したる。何か諭しの理に籠もりあるによって、その理から話し掛けるがよい。