明治三十四年三月十一日
宮森与三郎右の眼の障りに付願

さあ/\尋ねる事情/\、身上に心得ん。心得んから尋ねる。どういう事であろう。一つ事情尋ねたら、一つさしづあろう。思う処尋ねる。尋ねるから諭し置く。よく聞き分けにゃならんで。前々事情から、一つ見れば一つ栄え、一つ心治まり、一つ治まり又治まり、だん/\治まり、又治まったかと思えば、又候々々この事情、皆の中へ話し置かにゃならんで/\。尽すだけ尽してやらにゃならん。見てやらにゃならん。長い間やないで。もう僅か心添えば、世界何か、どんな悪人でも、道から治まったと言えば、世界の雛形と言う。現われる/\。これ皆々治め。何も彼も皆いんねん同志、いんねんという。親子の理、いんねん理聞き分け、善い子持つも悪い子持つもいんねん。これ聞き分けにゃならん。又中にいずみ切ったる事情もある。これよう諭し、尽し損ではならん、運び損ではならん。この順序早く運んで、皆々の処へ治め。これしいかり聞き分けてくれ。

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