明治三十三年三月二十日
植谷浅次郎以前の事情申し上げ、今、伜三男勇七才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうもならん事情ばかり。いかな事であろ。又候々々どうもなあ、思うばかりの思やん。いかな事であろう。又重ね、又々事情、これよりもう事情あるにあられん事情である。あるにあられん事情、どういう事であろ、と思う。人にとって、人には、しょろうなる者無い。しょろうなる者に、いかな重なり順序道ある。順序の道忘れてはならん。順序の道第一通りて、皆可哀そうにと、めん/\事情ありたら、と優しき心理以て、頼み願う理治めてくれ。人々事情は、どうも無くであろ。それ/\我が身に掛かりたらと、めん/\に理含み無けにゃならん。皆相談集め、何でも彼でも優しき理治めにゃならん。道という処から思やんせにゃならん。身上大抵順序大層でならん。何たると思う。思うばかりではならん。寄りたる中、皆五本の指も同じ理/\。第一理あろ。これよく諭してくれ。皆々心順序仕切りて、理を追うてやらにゃなろまい。

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