明治二十三年六月
兵神分教会役員野本、松田の家類焼の御詫、且清水与之助左の肩つかえ居所の願

さあ/\/\/\、尋ねる事情尋ねにゃなろまい。これまで長らくの処、どうなる処も通り、長らくの道通し、よう/\理が治まり、一年経つや余儀無く理を運んだであろう、余儀無くの理を見たであろう。危なきの事情も通り、よく聞き分け。どんな事聞くも親、見るも親、世上は大きい一つの道、世上難しい中を運ぶ処、大抵の事ではあろまい。一時見た事情は何たる事と思うやろう。人間身の内一つの理を聞き分けて。長らくの道やあろまい。いんねん一つの理、先々こんな話、前々聞いたなあと言う日がある。心大丈夫に持って、一つ/\事情の理を以て定めてくれるよう。事情一つ/\話てくれるよう。

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