明治三十三年三月十六日
増田亀次郎伜九次郎九才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\小人々々身の処どうも堪いられん。いかな事、どういう事こういう事、それは言うまで。今一つやあろまい。皆んな心寄り合うて事情、又子供どうも身上に掛かる/\。この道理一寸諭そ。身上余程大層やで。そこで何よ軽い理から明らか。一つ何かどうやってこうやって万事籠もりある。子供の処は親という。これは世界に諭す理。掛かりて来たらよう聞き分け。万事思い掛け無き中どういう事、子供一寸掛かる。この道理、めん/\の思やんあろまい。めん/\の思やんあっては、これまで順序添おまい。よう聞き分け。子供何か一つ家内聞き分け。どうで多くの中の心なら、一名一人の心では治め難くい。この理聞き分け。一戸一人の理なら、こうと言うたらこう、どうと言うたらどう。この理聞き分けて、尚々治めてくれ。一時は怖わいようなもの。なれどよう聞き分け。何かの事どういう事、これまで一寸結構思た理から、長らくの間どうやこうやと思う中、年限経って治まった理、よう聞き分け。内はこれまでこうやった、あゝやった、これすうきり思わず持たず、よう聞き分けてくれ。
誠心定めましたら、もう一度御救け下さるか願
さあ/\何か/\身上にどうも何か子供々々だけ。それは親がある。又外という、声という、耳に聞くという。万事諭す。安心から理が治まれば治まる。曇りありては、どうもならん。これだけ話して置く。早く伝えてくれるがよい。さあ/\何か/\身上にどうも何か子供々々だけ。それは親がある。又外という、声という、耳に聞くという。万事諭す。安心から理が治まれば治まる。曇りありては、どうもならん。これだけ話して置く。早く伝えてくれるがよい。

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