明治三十三年五月二十七日
畑林やす身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上心得ん/\。いかな事情であろうと言う。まあ一寸どういう事、何よの事にも道という上からである。道という上からである。身上一寸事情一つさしづ貰たらなあ、どういうさしづあろうか。身上から尋ねる。尋ねるからさしづ。さしづは幾重幾度のさしづも変わりた事あらせん。なれど、皆取りよで変わる。さあだん/\長らえての間道すがら、よう/\と思えば/\、それそれ一つ事情は何であろうと皆思う。なれど、これから中という理諭す。皆惣々中諭す。あちら/\道という、根差したる/\修理という、この修理は大層々々なれど、急えてはいかん、急えてはならん。皆天然という心どんと定め。急えてはならん。そこで身に掛かる。身に掛かるからさしづ。成るよう行く行かん。これ無い。これまでどういう事こういう事から、道二様。あち一人という理二つになり、どうも治まらん。なれど、これからすればすっきりなりたる。これからという、一人重たる理、かくれたる者、後々大事という心台。それから天然で成り立つという心。皆惣々心供え、あちら中、こちら中、いろ/\中通りたる。成らん中通りた理は、皆受け取ってある。これから聞き分け。順序道はこれから。二派という理ありてはならん。そうやなあと言うてした処が、どうもならん。とんといかんと言うても、どうもならん。これから道、後々台として、皆手を繋いで救けてやらにゃならん。又、後聞き分け。理無くして持たるものやない。手を繋ぎ理ありて、これ一つに止まる。又、身上聞き分け。こうなれば、どうなろうこうなろう、と必ず思うやない。未だ/\理あるによって、どんと心定め。これだけ諭したら、どんな理もあるによって、聞き分けてくれ。

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