明治三十三年二月十二日(陰暦正月十三日)
城島分教会所これまでの地所狭くして水が乏しく、隣地買い入れ高価なる故、金屋村移転致し度き由役員より申し来たり御許し下さるものや、又はこれまでの処にて居たものでありますや、増野正兵衞心得のため願

さあ/\尋ねる事情/\/\、皆だん/\元々と言う。さあ/\掛かり掛けた処まあ細々掛かりて事情、それ/\皆々のもの、どれだけどうこれだけこうという理は無いようなもの。ほんの一寸掛かりたもの。だん/\それ/\多く中、こうなればこれだけの事どれだけの事、皆それ/\の理、年々増して来るが道である。不都合と思えば不都合。他に所を変えて一つと言う。だん/\思う処、まあ皆々万事の処急ぐ事要らん。人一つの心理に順序の道にして道と言う。道は多くの心の道である。前事情十分運んで、それ/\心に治まったら、どうでも許す/\。第一元掛かり十分々々、十分の上も返やして治め/\。治まれば所変えて治まる。皆それ/\順序心に仕切りて委せ置こう。

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