明治三十二年一月三日
山内治三郎四十五才目の処願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\尋ねる事情は余儀無く事情、余儀無く事情、これまでの処という。どういう事こういう事、これまで持ってあろう/\、日々思う理。又年が明けたらどうやろうか/\、待って/\、前々言葉添えたる理。よう聞き分け。どうも暗がりの中、夜とも昼とも知らず/\通り、尽す心日々の理、日々あればこそ一つ。目に見えず/\、その中に、国に道理々々大変々々道理の治まりたる理、よう聞き分けにゃならん。これまで楽しみ目に見えんながら、世界どれだけの光とも分からん台が出来たる。よう聞き分け。目に見えんと言うても、世界どれだけ賢い智者でも、学者がどうしょうこうしょう思たて、順序ならん処/\、順序天にどうと認めたる理。世界どれだけ賢え、これだけ賢えと言うても、世界現われてない。目に見えん、自由叶わん処、自由聞き分け。目に見えん、叶わん処、よう聞き分け。心静か、心静かに持てば、身にほのか鮮やか、身にほのか鮮やか。この理聞かして、心にしいかり持たしてくれ。

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