明治三十二年六月二十八日
山岡卯一郎三十三才身上願(中河部内狭山支教会役員)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時以て一つ事情、一時何でもという事情尋ねる。尋ねるからは、一つの理を諭す。よう聞き分け。一つ心を以て、諭す身上の処、一時余程大層やで。何かの事情遠く所へ遙々一つ道を運び、これまで運ぶ尽す理は、しいかり受け取ってある。生涯末代理に受け取ってある。よう聞き取って、皆それそれ身上かりもの諭す理の中に籠もりある。いんねん一つの理ならと言う。成らんと言う。よう聞き分け。いんねんと言うて了たら、それ切りのもの。よう聞き分け。しょうと言うても成るものやない。一時大層。これまで運んだ理は十分の理に受け取ってある。一時の処しいかり心を休ませ、楽しみ/\の理生涯末代の理に。いんねん事情為す事情これたんのう一時。よう聞き分け。病んでる中に、たんのうは出けやせん。なれど、するは前生のいんねんのさんげいと言う。これを諭し置こう。

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