明治三十二年十一月十五日
松村さく身上速やかならん故松村吉太郎より押して願

さあ/\尋ねる事情/\、一つには尋ねにゃ分かろうまい。前々尋ねる言葉に、善いと悪いという。親という、子という、親子一つの理、よう聞き分けくれにゃならん。同じ道がある。よう事情聞き取ってくれ。どういう事で元と言う。皆小首傾け膝に手を置いて思やんしてみよ。親という、痛み悩みありて一つ聞き、道ありて道、道無うて親と言わん。道あって親あって子という。世界中教会、世界成らん理は思わずに満足させば、満足から何処からでも理が返る。これ一つ悟ってくれ。身に掛かると、苦しみて勤めると、嬉しう勤めると、親を助け道を助け、めん/\言うまでも無く、堅う突う張って居ては、どうもならん。万事始め、程無う治まる。日々治まる。これよう聞き取ってくれ/\。
押して、分教会の事でありますや
さあ/\思てくれ。互い/\それ/\談じ合う。これも楽しむ。苦しむ道を始めんで。これよう聞き取ってくれ。さあ/\思てくれ。互い/\それ/\談じ合う。これも楽しむ。苦しむ道を始めんで。これよう聞き取ってくれ。
押して、分教会の事でかゝりますや、本部の用でありますや願
さあ/\教会どうやこうや、あれがそれ/\長い間の道に明らかなれど、向こうも明らか。楽しめば子の苦しみ無き、鮮やかなものである程に/\。さあ/\教会どうやこうや、あれがそれ/\長い間の道に明らかなれど、向こうも明らか。楽しめば子の苦しみ無き、鮮やかなものである程に/\。
押して、大県の治め方でありますや願
さあ/\心にある。万事治め/\と思う道で、万事心に鮮やか、めん/\鮮やか。抑えてならん。親というたゞ一人、親を助ける心があるが理。理を思うそれ/\取り次ぐ処も万事それ/\。元々の理首を傾け思やんして、治め方の理によって栄える。理によって潰れる。よく聞き分け/\。さあ/\心にある。万事治め/\と思う道で、万事心に鮮やか、めん/\鮮やか。抑えてならん。親というたゞ一人、親を助ける心があるが理。理を思うそれ/\取り次ぐ処も万事それ/\。元々の理首を傾け思やんして、治め方の理によって栄える。理によって潰れる。よく聞き分け/\。

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