明治三十二年十月十六日午前十一時頃
本席西の宅(永尾)にて御話あり

根に離れなんだら、どのような細い処からでも、どのように栄えるとも分からん。暫く細かい道から通り、心一つの理である程に。
合図立て合いという事は前にも知らしたる。又どういう理が立て合うやら知れんで。いかにいんねんとは言いながら、定まり事とは言いながら、昨日や今日には思い掛け無い道のために、先に立てた二人の子供に実がのらすで。
又一つ元から錆びて/\、錆び切ってどうもこうもならん。
子供二人、育てば育つ、育てにゃ育たん。皆々心の理。

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