明治三十二年九月二十七日
上田民蔵小人なをえ身上目の障りの処願

さあ/\尋ねる事情/\、小人事情いかなる事情、長らえての事であろ。日々の事情日々の事情、まあよかろかと思えば、又候々々どういう事であろう。日々事情日日の事情送る処、小人事情というは、これまで皆親一つ理。所に小人と言うは、何一つ事情無く、生まれる事情又どういう事であろ。内々もなあ、よう事情聞き分けにゃならん。幾人の中/\、皆一つ理以て、成ろうと言うて成らん。成ろまいと言うて成る。成らんから成らん/\。それ/\心に治めて居るやろ。又内こうして居た処が、どうなるこうなる。さあ、うん/\思う処、皆早い者遅い者、理は一つという。この心治めてみよ。身上どうなるこうなる。世上にある。無きにもならん。成らん/\重ね/\と思わず、よく聞き分け。小人でありて一つ事情、他に事情皆大難の処小難という処、聞き分け。この理第一尽し方の理はなか/\の理。一代やない二代、この理治まりある内に、成らんは成らんと思わずして、日を送る/\。

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