明治三十二年七月二十四日
檪本梶本宗太郎及び家族共に本部へ引き越しする事に付、小二階の方へ住居の事願

さあ/\何か万事尋ねにゃ分かろまい。前々諭したる。だん/\古い事情にだんだん二三点事情以て尋ねる。事情それはいかな事情、早くどうせにゃいかんと諭したる。よう聞き分け。古き/\道あって諭したる。いかな事情よう聞き分け。家族諸共引き越す。引き越すがよい。そら許す。なれど、後という順序決まって尋ね。この順序あるか。存命に始め掛けたる。表大工裏鍛冶屋々々々、将来一つ理無くばならん。なれど、後々繋ぐ子孫、繋ぐ決まりありて、いつ/\何時なりと。後々伝わる理この理軽い理やない。順序台として始め掛け。後々将来伝える理運んで、古き古き者連れて戻る限り、後々伝わる理、家族後繋ぐ事情無くばならん。そうして後後こうなってどうしてという処、尋ねてさしづ通りすれば間違いは無い。教祖存命伝えたる理消す事出けん。家族越せば跡どうなるか。そこで何時なりと一時言い難くい。後々伝う理聞き分けて運んで、急いではならん。大事な事やで。やり損うてはならんで。
押して、子孫と仰せ下されし処、続いた子供でも一人残して置いて継がす事でありますや、又は浅田徳二郎でも継がす事でありますや
さあ/\尋ねる事情/\、いかなるも尋ねにゃならん。子孫内々に生まれた者ある生まれた者ある。これは古い/\、二十年やない、三十年やない。どうもならん。何ぼうでも聞き容れ無く立ち越したる。だん/\遅れて了て、何もどうもならん。どうなったというような事ではならん。神一つの理あればこそ、今に続いてある、と皆喜ぶ。跡譲りて生まれた者ある。今一つ雇い入れてはならん。血分けた者ある。立ち越せば、すっきり物やるがよい。包んだ物やるというように未練掛けず、綺麗にして後々どうしたという。すれば開いて来た理も同じ事、教祖存命も同じ理に成る、と聞かし置こう。さあ/\尋ねる事情/\、いかなるも尋ねにゃならん。子孫内々に生まれた者ある生まれた者ある。これは古い/\、二十年やない、三十年やない。どうもならん。何ぼうでも聞き容れ無く立ち越したる。だん/\遅れて了て、何もどうもならん。どうなったというような事ではならん。神一つの理あればこそ、今に続いてある、と皆喜ぶ。跡譲りて生まれた者ある。今一つ雇い入れてはならん。血分けた者ある。立ち越せば、すっきり物やるがよい。包んだ物やるというように未練掛けず、綺麗にして後々どうしたという。すれば開いて来た理も同じ事、教祖存命も同じ理に成る、と聞かし置こう。

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