明治三十二年五月八日
山沢為造東分教会へ明日より出張の事願

さあ/\尋ねる事情/\、出越す事情尋ねる。出越す事情尋ねる。さあ/\尋ねは順序道という。いかな道という。未だ一つどれだけ自由、成だけ一つ、人一つの心に、事情理が無くてはといつ/\まで同じ事。道は治め難くい。道治め難くい道なれど、何でも彼でも明らか道通らにゃなろまい。道に陰から見てもどうもなあ。それでは治まらん。又一日の日や/\。重なりの理がどうも見難くてならん/\。よう聞き分けて/\。聞き分けの道というは、一つ年々道であろ/\。年々の道なら聞き分けにゃなろまい。これ一つ諭し置こう。どうでもこうでも古い/\道失うてはならん。いつ/\さしづ及んである。何でも彼でも古い道失うてはならん。これ台である。尋ねる事情は、何時なりと出越す処許す。さあ許し置こう。

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