明治三十二年二月二十五日
諸井国三郎身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上に心得ん事情から、理を尋ねる。いかな事も聞き分け。前々事情という、どういう事情という。まあ遠く事情というは、大変なる事の事情、一つこれ余儀無く事情から出た事情尋ねる。尋ねて許し出る/\。遠く所という。一寸始め掛けたる/\一つ理、めん/\は長らえ運び来たる事情、一度国へ戻り、一つぢばという所が治まり、よう聞き分け。前々踏みだしたる身上という。それ/\だん/\考え、それに続いて年々続いて中に、身上不足いかな事と思う。辺所から考えてたんのう/\。それ/\家内以て十分守護という理、たんのう治め。たんのう治めさいすれば、何も案じる事は要らん、案じる事は要らん。

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